アキレス騒動
先日、鬼まんじゅうを買いに和菓子屋さんへ行きました。
そのお店の鬼まんじゅうは、ふらっとお店に立ち寄っても常に完売している人気菓子なので、
前日に電話予約を入れて買いに行きました。
当日、お店に向かい店内で先客の列に並び、自分の順番が来るのを待っていました。
そして、自分の番がやって来てレジ越しの店員さんに注文しました。
その時のおばちゃん(店員さん)とのやりとりの様子です↓↓↓
たち「昨日電話で鬼まんじゅうを予約したタチですけど。」
店員「はい!少々お待ちくださいね!」
(レジを外して店の奥に入っていく元気な店員さん)
(なかなか出て来なかった店員さんは僕がいるレジの方にやってきた。)
店員「予約のお名前をもう一度お伺いしてもよろしいですか!?」
たち「タチです。」
(再び店の奥に入っていく店員さん)
店の奥では店員二人が難しい顔をして話し込んでいました。
店員さんは包装紙で包まれた鬼まんじゅうを手に持ちレジに戻って
僕にこう言い放ちました。
店員「タチ様ですか!?すみません、お客様4つで予約されました!?」
と確認の連続で、僕は「何かあったんか?」と思いつつ
その包装紙に貼ってあるお客さんの名前が書かれた貼り紙をよく見ると
走り書きで“アキレス様”と書かれてありました。
それから、アキレス様の鬼まんじゅうは僕が予約したモノだったと判明したのですが、
どうやら、電話予約で名前を聞いた際に
「タチです。」を「アキレス」に勘違いされたそうで
(お店側も電話でアキレスと聞いた際、不思議に思わなかったのか?
なぜ再確認しなかったのか?)
それから店員さんは事が済むと手際よく会計を済まされ、
何も無かったかの様に、後ろに並ぶお客さん達の会計へ。
だいぶ時間を掛けてしまい、後ろで並ぶお客さん達を待たせてしまったし、
おばちゃんの声も大きかったし、張った声で「アキレス様!」という和菓子に反するワードが
店内に響き渡っていて、なぜか自分が恥ずかしくなりました。
今回のアキレス騒動は僕の滑舌の悪さも原因ではありますが、
お店側の落ち度も多少あると思います。
なぜギリシャ神話みたいな名前なんだ?って思うのが普通です。
しかし、ここまで酷く聞き間違えされたのは初めてです。
これから電話予約するときに名前を聞かれたら
「タチです。」ではなく「タチと申します。」と言わなければいけないかも知れません。
鬼まんじゅうはとても美味しかったので、今回の騒動の件は許します。